本項は、Raspberry PIの使用に必要な物品や、設定に使用するソフトウェアについて紹介いたします。


Raspberry PI

安価な「無印版」と、WIFI機能のある「WH版」の二種類があります。
「無印版」ではネットワーク経由での設定ができないため、本コンテンツでは「WH版」を想定しています。


液晶部品

「1/12テーブル筐体」にラズパイと共に内蔵できる液晶部品です。
本稿では、主にこの部品の使用方法について記載しています。

ヘルメッツストア以外でも、各所で入手可能です。

本体以外に必要な物品

これから新規に導入する方は、以下の物品がそろっているか確認してください。

USB電源

Raspberry PI ZERO(以下ラズパイ) の電源として、USBケーブルとACアダプターが必要です。
ラズパイ上ではマイクロUSB端子が二個あり、外側の端子が電源用です。
通電自体はどちらの端子を使っても動作します。

マイクロSDカード

ラズパイ用のOSを配置して使用します。本体に同梱していないため別途必要です。
容量:8GB以上のものをご用意ください。

USBキーボード

初期設定時に必要です。 一定の設定が完了すれば不要となります。
接続先の端子形状がマイクロUSBとなっているので注意。
キーボードの接続先は、ラズパイ上の中央側端子に接続します。

HDMIモニター

初期設定時に必要です。
一定の設定が完了すれば画面表示はラズパイ上の液晶で行います。
接続先の端子形状がミニHDMIとなっているので注意。

変換アダプター・ケーブル類

ラズパイ側の端子形状に合致させるために

HDMIメス-ミニHDMI 変換アダプタ
USB-A端子メス-マイクロUSB変換アダプタ

などが必要な場合があるかもしれません。

「WH版」スターターキットなどのセット商品は、初期設定に必要なアダプター類が同梱されている場合もあります。
販売店などで内容を確認してください。

SDカードリーダー

ラズパイ用のソフトウェア(OS)は、インターネットより入手します。
パソコンでダウンロードしたOSをSDカードにインストールする際に必要です。 USB接続のカードリーダーがポピュラーですが、ノートパソコンなどで、すでにカードスロット等が用意されている場合は不要です。

WIFI環境

ラズパイをインターネット接続させることで、ソフトウェアの導入やアップデートを簡単にするほか、パソコンとネットワーク接続して各設定を施すにも必須です。


準備ができましたか?

それでは、SDカードの準備 から、ラズパイの設定を開始していきます。